【中日】今オフのMLB挑戦が取り沙汰される小笠原慎之介 実はモデルチェンジを図っている?
好投を続ける小笠原にメジャーのスカウトも注目している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
そのポストは唐突なタイミングではあったが、驚きはなかった。
「複数のMLBスカウトは、左投手のシンノスケ・オガサワラを2024年NPBシーズン終了後にポスティングされる可能性があると評価している(略)彼は優れた制球力で知られている」
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ポストの主は『MLBネットワーク』の敏腕記者ジョン・モロシ。日本時間4月21日、中日の左腕エース・小笠原慎之介のポスティングについて言及したのだ。彼のXアカウントは、DeNA時代の今永昇太(カブス)や岡本和真(巨人)など、定期的に日本人選手のMLB行きの可能性を知らせてくれるが、ついに中日にも当事者になる番が来たようだ。
■モロシ記者のポストに驚かなかった理由
小笠原は東海大相模高で甲子園優勝投手に輝き、ドラフト1位で中日に入団。高卒1年目から1軍デビュー&初勝利、3年目には開幕投手と、若くして頭角を現した。その後左肩痛、左肘痛の影響で一時は低迷するものの、6年目の2021年から昨季までは3年連続で規定投球回をクリア。最速153キロの速球を軸に投げ込んでいく、力投型のサウスポーである。
モロシ記者のポストに「驚きはなかった」と記したのは理由がある。小笠原はMLBやプロレスWWEなどの米国文化に造詣が深く、オフには毎年のように米国へと足を運ぶ。自身のYouTubeでは、カイル・シュワーバー(フィリーズ)のユニフォームが自宅に飾られているのを確認できる。近年は自主トレの舞台を同フロリダ州へ移し、メジャーリーガーとともに汗を流す。
そして、何より本人がMLB行きを自身の夢と公言しているーー。