小笠原慎之介に“メジャーの洗礼” 圧巻HR直前の1170億円男ソトの微笑み「『君のことは分かってる』と言いたげな」

小笠原との駆け引きを打席内で楽しむ姿を見せたソト。(C)Getty Images
日本から海を渡った新人左腕が、“メジャーリーグの洗礼”を浴びた。
現地時間2月28日に米フロリダ州ポートセントルーシーで行われたメッツとのオープン戦で、ナショナルズの小笠原慎之介が先発登板。2回途中(42球)を投げ、被安打4、4失点(自責2)でマウンドを降りた。
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今オフにポスティングでナショナルズの一員となった小笠原。注目を集めたメジャー初の実戦は、初回から25球を要する苦しい展開となった。味方遊撃手ナジム・ヌニェスが併殺に焦って失策する不運もあったが、安打と四球などで2死満塁からルイス・トレンスに外角カーブを右前に運ばれ、2点を先制された。
2回も小笠原はペースを握れない。2死二塁で迎えたメッツの主砲フアン・ソトには、外寄りの真ん中に甘く入った90.7マイル(約145.9キロ)の4シームを完璧に捉えられ、左中間スタンドへと運ばれた。
大リーグ公式データシステムのスタットキャストによれば、この日のストライク率59.5%とまずまずだった。それだけに本人が口をへの字に曲げ、首を傾げたソトに対する失投は手痛いものとなった。
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