「フジナミは好調だった」藤浪晋太郎、突然のFAに現地落胆 球団の対応に困惑の声「この判断は残念だ」
藤浪は新天地を探すことになる。日本復帰はあるのだろうか(C)Getty Images
マリナーズ傘下AAA級タコマでメジャー昇格を目指していた藤浪晋太郎が自由契約となった。現地時間6月17日(日本時間18日)、米国内各メディアにより報じられている。
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メジャー1年目の2023年シーズンで藤浪はアスレチックス、オリオールズで公式戦64試合に登板、7勝8敗2セーブ5ホールド、防御率7.18の成績を残していたが、翌年からは現在までマイナー生活が続いていた。昨年はメッツに加入するも故障にも悩まされ、今季はマリナーズとマイナー契約を結んだが、ふたたびメジャーでの出場が無いまま、シーズン途中でのリリースとなった。
6月半ばに伝えられた日本人右腕の退団のニュースに、現地では困惑の声も上がっている。米メディア『The Sporting News』では6月17日、公式サイト上で「マリナーズ、日本人スターを衝撃の放出」と報じた。
同メディアは、藤浪の“リリース”を決断した球団の対応について、「マリナーズのこの動きのタイミングは、あまり筋が通っていないように見えた」と反応。藤浪が春先以降、徐々に調子を上げてきていたとして、「なぜこのタイミングが妙なのか?フジナミは好調だった。5月に入ってからは3Aで自責点1点しか許していない」などと振り返り、疑問を投げかけている。






