MLB開幕1か月で分かれた明暗…大谷翔平、今永昇太の快進撃の一方で藤浪晋太郎は3Aでも”投壊”
大谷(左)や今永が好調を維持する一方で藤浪は3Aで苦しんでいる(C)Getty Images
MLBの2024年シーズンは、開幕してからおよそ1か月が経過した。大谷翔平がドジャースに移籍し、山本由伸(ドジャース)、今永昇太(カブス)、松井裕樹(パドレス)の3投手が新たに海を渡った注目のシーズン。ここまでの成績を振り返ると、好調な選手と不調の選手が明確に線引きされた印象だ。ここでは明暗分かれた何人かの選手をピックアップし、現状を見ていく。
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好調を維持しているのは、大谷と今永だろう。
大谷は開幕戦でダルビッシュ有(パドレス)と対戦し、第2打席に移籍後初安打を記録。その後、順調に安打を積み重ね、現在の打率は.341まで上昇している。
期待された本塁打は開幕から40打席生まれなかったが、現地時間3日のジャイアンツ戦でドジャース1号を放つと、7本塁打まで量産した。現地時間21日のメッツ戦では、松井秀喜氏が持つ日本人メジャー最多本塁打記録を更新する通算176本塁打を放っている。
一時、得点圏打率が.053まで沈んだが、現地時間19日のメッツ戦で開幕戦以来21打席ぶりの快音を響かせており、さらなる上昇に期待がかかる。
MLB1年目の今永は、ここまで5試合に登板して4勝0敗、防御率0.98と圧倒的な成績を残している。デビュー戦となった現地時間1日のロッキーズ戦では、6回2死まで無安打投球を続け、初登板初勝利。圧巻のメジャーデビューを果たした。
崩れる気配をみせない今永。まさに、完璧なスタートを切ったといえる。今後もチームの期待に応える快投に注目が集まる。