侍J初選出の松山晋也、竜のネクストクローザーが歩む「シンデレラストーリー」とは?

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■侍初選出の2年目は「ライデル超え」目指す
 2年目の今季は、志願して平野佳寿(オリックス)の自主トレに参加。日米通算250セーブを誇る右腕から教えを乞い、フォークの握りも伝授された。シンカー気味に落ちる平野のフォークと、ジャイロ回転する松山のフォークは球質が異なるが、これを投げ分けることができれば進化を遂げるはずだ。

 そして、今回の侍ジャパン初選出だ。井端弘和監督、吉見一起投手コーチから高い評価を受け、本人も秋のプレミア12のメンバー入りを狙っている。育成ドラフト指名から主要な国際大会メンバー入りとなると、宇田川優希(オリックス)を思い出すが、ぜひ松山も宇田川のような「シンデレラストーリー」を歩みたいところだ。

 そのためにも、今季は自身も公言する「ライデル超え」を果たせるかがポイントだ。すでに中日の「ネクストクローザー」候補ではあるものの、本家クローザー・ライデルの壁は高く厚い。持ち前の身体の強さ、ボールの強さを活かして、投げ続けることが最低限の条件になるだろう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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