大谷翔平の凄みと進化を元女房役・鶴岡慎也が捕手目線で解説!「色々なボールで勝負できている」「“打者”大谷は抑えられない」
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現役時代は北海道日本ハムファイターズ、福岡ソフトバンクホークスで捕手として活躍し、2009年にゴールデングラブ賞、2012年にはベストナインに選出された鶴岡慎也氏が、元チームメイトで、今季もメジャーで大活躍のエンゼルス大谷翔平について語った。
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大谷は今季ここまで投手として11勝、打者としては30本塁打を放ち(9月5日現在)、8月にはベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利・2桁本塁打」の偉業を達成するなど、今季も歴史的な活躍を見せている。また、ヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジとのア・リーグMVP争いを繰り広げている最中だ。
鶴岡氏は今季の“投手”大谷について「真っ直ぐの威力はもちろんですけど、スライダーやフォークなど色々なボールで勝負できている印象がありますね。一番良いところはそれらの球をコントロールして、ストライクゾーンの中に投げていることだと思います。そういった点では相手打者からすると相当厄介な投手ですね」と勝ち星を積み重ねている要因を述べた。また、大谷がスライダーを多投している点については「スライダーを投げるときの本人の感覚が良いのだと思います。私は元々、大谷投手は縦の変化球の方が得意だと思っていましたけど、今季の活躍を見るとスライダーも超一流ですね」と捕手目線で語った。