「ちょっと待って、本当にまだ20歳?」完封バウアーも大絶賛 爆肩も話題のDeNAのトッププロスペクト 「配球だけでなく、ブロッキング、盗塁も刺してくれた」
打撃も魅せた。1打席、2打席目ともに内野安打をマークすると、0-0で迎えた8回一死一、三塁の場面では特大の左犠飛を決め、これが決勝点に。バッテリーを組むバウアーを援護してみせた。
大阪桐蔭時代、甲子園で通算5本塁打をマークした強打も健在。「打てる捕手」としてチームを支えた。
バウアーとともにお立ち台に立った松尾は「本当に嬉しいです、しっかり2人で試合を作れたことが嬉しかったです」と喜びをにじませた。
日本でのプロ初完封をお膳立てした若き捕手にはバウアーも「シオンは素晴らしい選手」と絶賛。「配球だけではなく、ブロッキング、盗塁も刺してくれた」と捕手としてパーフェクトだったと称賛の言葉を惜しまなかった。
松尾の攻守にわたっての貢献にはファンの間でも「ちょっと待って、本当にまだ20歳?」「まごうことなきトッププロスペクト」「強肩、えぐい」など、大きく関心が集まっている。
すでに打撃では存在感を示していた松尾が捕手としてしっかり育っていけば、日本一連覇を目指すDeNAにとっても大きな財産となる。今後のパフォーマンスも引き続き、注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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