西武・秋山がレッズと契約合意 過去最も多くの日本人選手がプレーしたメジャーのチームは・・・
日本人選手不毛の地を、秋山は挑戦の場所に選択した
ちなみに同じくニューヨークを本拠とするヤンキースは伊良部秀輝、松井秀喜、井川慶、五十嵐、黒田博樹、イチロー、田中将大と計7人がプレー。メッツの半分ではあるが、決して少なくはない。
メッツに続くのが、日本から距離的に最も近いシアトルを本拠とするマリナーズ。マック鈴木、佐々木主浩、イチロー、長谷川滋利、木田優夫、城島健司、岩隈久志、川崎宗則、青木、菊池雄星と10人がユニホームに袖を通した。
日系企業の任天堂がかつてオーナー企業であり、地理的な利もあった。イチローが長く活躍したため、日本のファンに最もなじみ深い球団の一つだろう。
3番手がドジャース。野茂、石井、木田、中村紀洋、斎藤隆、黒田、前田健太、ダルビッシュ有と8人がプレーしてきた。野茂と石井と木田、斎藤と黒田、前田とダルビッシュなど、同時期に2人以上在籍することも多かった。本拠地ロサンゼルスは全米で最大の日本人コミュニティであり、距離的にも日本に近い。球団にとっても、マーケティングとして日本人選手は大事であり、切っても切れない関係は今も続いている。
近郊のエンゼルスは5人。長谷川、松井秀、高橋尚、田沢純一、そして現在は大谷翔平がプレーしている。
現在は誰もプレーしていないが、歴代多くの日本選手が活躍してきたのはレッドソックス。野茂、大家友和、松坂、岡島秀樹、斎藤、田沢、上原浩治と6人がプレー。カブスは各選手のインパクトでは劣るが、上回る8人がプレーしてきた。福留孝介、田口、高橋尚、藤川球児、和田毅、川崎、上原、そして今もダルビッシュがエースに君臨している。
日本人選手不毛の地を、秋山は挑戦の場所に選択した。脈々と連なる他球団のように、新たな系譜をつむいでいくことができるか。秋山の活躍がそのカギとなるのは言うまでもない。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]