木村昇吾 豪州の武者修行で練習は午後8時を回ることも

タグ: , 2018/6/26

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最高の環境でクリケットをやらせてもらい、ここから上にいけるかは自分の実力次第

プロクリケッターのジョー選手(左)と笑みを浮かべる木村


 オーストラリア北西部のダーウィンを拠点に武者修行して1週間が経ちました。コーチを務めるマークの都合もありますが、午前中に2、3時間練習して昼食後に再び午後5時過ぎまで練習する日々です。時には午後8時を回ることもありますがあっという間に感じます。日本ではこれほどクリケット漬けの日々は送れません。7月に国内のクラブチームが集まって対戦するストークリーグがあります。試合出場してアピールできるように頑張りたいと思います。

 先日はダーウィンの地元紙に取り上げてもらいました。取材してくれた記者には拙い英語で迷惑を掛けたと思いますが、新聞を見てびっくり。でかでかと取り上げて頂き恐縮の限りです。ただ注目してもらえるのはありがたい一方、元プロ野球選手が史上初のクリケットにチャンレンジしているというだけで注目されていることは自覚しています、僕はまだ何も結果を出していない。話題集めのためにやっているわけではなく、実力が伴っていかないといけません。豪州の最高の環境でクリケットをさせてもらい、ここから上にいけるかは自分の実力次第です。プロ野球の世界と同様に厳しい世界でチャンスをつかめるよう、自分を磨いてきたいと思います。 

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

木村 昇吾(きむら・しょうご)

1980年4月16日、大阪府生まれの37歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。

木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)

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