幻と消えた大谷翔平の「レイズ移籍」――“貧乏球団”からの理想案をなぜか拒否 古巣エンゼルスがFA目前で二刀流戦士を売らなかった「理由」
誰が見ても理想的なパッケージだった。加えてレイズ側には、別の有望株を交渉に混ぜ込む準備もあった。しかし、エンゼルスは拒んだ。断固としてクビを縦に振らなかったのは、剛健ぶりで知られる大物オーナーのアート・モレノ氏だった。
最終的に前年と同じシーズン73勝89敗で負け越したチームは、ポストシーズン進出に失敗。オフシーズンには、大谷の引き留めどころか、2019年に7年総額2億4500万ドル(約367億5000万円)の大型契約を交わしたアンソニー・レンドンに支払った契約負担の対応に追われ、ぜいたく税回避のために主力を一気に放出する事態となった。
大谷のFA流出によって、エンゼルスが得た見返りは、補償のドラフト指名権のみ……。しかも、それを利用して獲得した全体74位のライアン・ジョンソンは、いまだ目立った活躍ができずにいる。
スポーツに“タラレバ”は付き物だが、二刀流スターを失った名門は、大損をしたと言わざるを得ない。未来を見通せなかった決断は、あまりに痛恨だった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】なぜ今季の投手・大谷は打たれないのか? 対峙して「超一流」と脱帽したMLB戦士が証言した防御率0.73の歴史的活躍の「理由」
【関連記事】「正直に言おう。彼はフェアじゃない」投打二刀流復帰の大谷翔平 衝撃の“自援護弾”に米記者は愕然 的中した指揮官の「直感」
【関連記事】「彼は生きてる次元が違う」ベッツが米番組で証言 大谷翔平の“不振”を強調する世間に苦言「数試合打てないだけ騒ぎ始める。どうかしてるよ」








