大谷翔平が悶絶する死球を投じたパ軍右腕に誹謗中傷が噴出 日本人アカウントによる「貴様を指名手配した」との悪質コメントも

大谷への死球を投じたバスケスには非難の声が殺到し…。(C)Getty Images
大谷翔平(ドジャース)が、思わず悶絶した一球が波紋を呼んでいる。
波乱が起きたのは、現地時間6月17日に本拠地で行われたパドレス戦での一幕だ。
互いに序盤から点を取り合い、3-2で迎えた3回裏一死無塁の局面で第2打席に立った大谷は、相手先発右腕のランディ・バスケスが投じた93.8マイル(約150.9キロ)の4シームを右太股付近に受ける。
大谷が「痛っ」と思わず顔をしかめた一球に球場が騒然となると、球審は審判団での話し合いの末に両軍へ警告を提示した。これは、3回表のパドレスの攻撃の際にフェルナンド・タティスJr.が死球を受けていたため、「パドレス側の報復」と考えられたため、事を荒立てないようにする措置でもあった。
しかし、試合後に「右投手があそこまでミスすることはかなり難しい」と語ったデーブ・ロバーツ監督は、審判団の警告に憤怒。鬼の形相で詰め寄って猛抗議し、退場処分となった。
もっとも、「わざとではなかった」「狙いは内角に速球を投げることだった」と釈明したバスケスの投じた一球が故意であったかは不透明ではある。ただ、両軍の間に不穏な空気を漂ったのは確か。ゆえに26歳のドミニカンへは一部で非難の声が集中。当人のSNSには誹謗中傷と取れるメッセージが散見した。
1 2