大谷翔平の”中6日登板”に現地識者からは異論の声も「彼が疲労しているようにはみえない」
また、今後についても「エンゼルスの起用法でオールスターブレイク前日に先発するはずだったオオタニが、今度は1試合欠場することになる」と指摘し、登板数にも言及した。
さらに大谷の今季の投球内容にも触れ「ベストな状態でないときでも、6イニングを投げ切ることができる。今シーズン、オオタニは5失点した3つの登板で、いずれも6回以上を投げている」と振り返っており、加えて「6回までに降板したのは2度のみであり、長時間の雨天中止のために交代させられた試合と、もう1つは、13個の三振を奪ってチームが勝利したものだ」として、開幕から先発投手としてのパフォーマンスは衰えていないと強調した。
またロットマン氏は「オオタニの投球を見た限りでは、彼が疲労しているようには見えない。私が間違っていて、エンゼルスの判断が正しいことを願うが、この背後にあるプロセスは私には理解できない」と自身の見解を示していた。
注目度の高さ故、さまざまな意見が挙がる大谷の存在。他のローテーション投手へも影響が及ぶことも含め、この起用が功を奏するかは今後、シーズンを通じての結果に表れるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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