スランプは脱した!?「打者・大谷翔平」は猛打賞で完全復調 気づけばチーム“打撃11冠”の手が付けられない男に
1打席当たりの得点創出の多さを評価する指標WRC+(151)や、総合的な貢献度を表す指標WAR(2.0)でもチームトップに君臨する。そんな大谷は、打者として出場試合(65)、打席(254)、本塁打(18)、打点(46)、出塁率(.359)、長打率(.579)、安打(73)、OPS(.930)、盗塁(9)の9項目でもトップに立っており、WARを加えるとなんと11冠。やはり彼の存在はエンゼルスにとって必要不可欠と言えよう。
この偉才に導かれるようにエンゼルスは、本拠地での6連戦を5勝1敗で駆け抜け、地区2位のアストロズとは2.5ゲーム差にまで詰めている。依然として地区首位のレンジャーズとは7.5ゲーム差があるが、今の勢いを維持できれば、シーズン終盤に優勝争いを演じられる可能性は十分にある。
当然、そのためには、大谷が現在の調子を保ち続けるのもひとつのカギになる。はたして、バッティングで快音を響かせている天才は、このまま走り抜けられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「本当に見えなかった」古田敦也氏・前田智徳氏・・・名球会選手たちがどうしても打てなかった「魔球」とは
【関連記事】「火の球ストレート」を持つ藤川球児氏が「あんな投手はいない」と語る最強投手とは
【関連記事】「必ずメジャーリーグに行く」名球会投手が太鼓判を押す弱冠二十歳の若き右腕とは
1 2