ロバーツ監督の“注文”に持論 得点圏打率.095の大谷翔平が告白したチャンスでの胸中「どんな場面でも自分の打撃を」

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「自分の打撃をしっかりどんな状況でも変えずにいければ」と吐露

 より“楽しい存在”になるために求められる進化。日々プレッシャーに晒される状況でのそれは容易ではないが、本人は現況をどう捉えているのか。

 20日のメッツ戦後に実施されたインタビューで、「投打がかみ合ってないかなというのはありますけど、それでも全試合、近い点差で粘っていますし、そこはみんな必死になってやっている」とチームを慮った大谷は、得点圏での心の持ちようについては、「特に変えないようにするのが変えたことかなと思うので、全打席、どのようなシチュエーションでも、自分の打撃をしっかりどんな状況でも変えずにいければ」と吐露。

 そして、ロバーツ監督の「ストライクゾーンをコントロールし続ける」という指摘に対する自身の考えも明かしている。

「単純に(ストライク)ゾーンが多少広がっているところかなと思う。アグレッシブなのが悪いとかではなくて、そのアグレッシブなゾーンがまず広がっているというところで。スコアリングポジションじゃない場面は、比較的しっかりできているので、そこを継続していこうということですかね」

 平常心こそさらなる飛躍のカギ――。周囲の喧騒をよそに集中を高める大谷が、いかに状態を高められるか、そしてクラッチヒッターとしての真価を発揮できるかは、大いに興味深いところである。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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