大谷翔平のMVPに異論 米リポーターが“守備に就かない事実”を再強調「打撃が守備力のある選手より価値があるなら」

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 ただ、守備に就かない(就けない)大谷のMVP推挙の風潮には“反発”も少なくない。

 米YouTubeチャンネル『The Inside Scoop』などに出演するリポーターのマイケル・マリーノ氏は自身のXで「リンドーアは守備をする。オオタニはそうではない。リンドーアはナショナル・リーグのfWARでトップ。だがオオタニは違う」と指摘。メッツの遊撃手であるフランシスコ・リンドーアを評価し、「今年のナショナル・リーグのMVPは間違いなくリンドーアであるべきだが、オオタニのホームランは投票者(記者)を唸らせるだろうね。なんとも残念だ」と皮肉った。

 さらにドジャース・ファンと思われるアカウントから「オオタニの打撃はリンドーアよりも価値があることを示している。今のところ、彼(大谷)が取るべきだ」と指摘されたマリーノ氏は「それはその通りだ。打撃が守備力もあるリンドーアより価値があるのなら、オオタニが勝つべきだ」と返答。その上でこう続けている。

「だが、それこそがWARの存在する理由だ。そしてリンドーアがナショナル・リーグ1位の数値を残している理由でもある。彼は最高の守備力に、素晴らしい打力、素晴らしい走塁を持っている。彼はすべてをエリートレベルでこなしているんだ。つまりMVPだ」

 おそらくMVPを巡る議論は受賞のその瞬間まで尽きない。こうした娯楽性を生み出すところも大谷のスターたる所以なのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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