年俸73億円超えでも「バーゲンだ!」 稀有すぎる大谷翔平の新契約がトラウト超えの史上最高額になる理由
今季終了後にFAとなる大谷。新たな契約はメガディールが見込まれ、アメリカのメディアでさまざまな意見が浮上している(C)Getty Images
快進撃が止まらない大谷翔平(エンゼルス)。群雄割拠のメジャーリーグでも異彩を放つ天才はいったいどれほどの価値があるのだろうか。
今の大谷は相手からすれば手のつけようがないほどにノリに乗っている。とりわけ打撃成績は目を見張るものがあり、今月に入ってから14本塁打、長打率.919、OPS 1.398と、およそ投手のそれとは思えぬ数字を残している。
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歴史的に見ても稀有な存在となっている大谷。今季終了後にFA(フリーエージェント)となる彼に値打ちをつけるとした場合に、どれだけの金額がふさわしいのかは、実に興味深いテーマだ。
すでに米国内でもしきりに論じられている大谷の査定額。各識者やメディアの間で議論がヒートアップするなか、米メディア『Grind City Media』のポッドキャスト番組「Gary Parrish Show」のホストを務めているガリー・パリッシュ氏は「ありとあらゆる予想金額は安いものばかりだ」と論じた。
米スポーツ専門局『CBS Sports』のアナリストを務めている同氏は、「ある代理人」から得た12年6億ドル(約870億円)というFA後の契約予想を「これってかなりお買い得だと思わないか。私はそう思うよ」とキッパリ。年俸にして5000万ドル(約72億5000万円)のメガディールが「破格だ」とする理由を語った。