「ショウヘイは他とは違う」大谷翔平がようやく放った第1号に元ド軍投手も感嘆 本塁打量産に太鼓判「転機になる」
苦しみ抜いた末に生まれた一発を、地元の識者たちも感慨深げに振り返っている。『Sports Net LA』の中継解説を務めていた元ドジャースの投手であるドントレル・ウィリス氏は「あのスイングは80%ぐらいの力で打てていた。だからこそ、ショウヘイがいかにパワフルなのかが分かる。本当に凄かった」と脱帽。続けざまに「これが転機になる。これでショウヘイは肩の力が抜けて、活躍するようになる」と断言した。
また、2003年にマーリンズの一員としてワールドシリーズ制覇を果たした経験を持つウィリス氏は「彼のようなアスリートには、時々自分を抱きしめて、こう言ってくれる人が必要なんだ」と強調。そして、スーパースターの胸中を慮るように持論を続けている。
「時に『君は君のままでいい。自然体で試合に挑みなさい』『君を信じている』『大切なのは野球を楽しむことだ』と言ってくれる人が傍に必要になるんだ。それが今回はロバーツだったんだ。このチームはワールドシリーズを勝たなければいけないという重圧がかかっている。でも、まずは目の前のプレーをするだけだ。目の前の一試合を勝ちながら、それを積み重ねていくだけなんだ。繰り返すが、ショウヘイは他とは違うんだ。これからも活躍し続けるよ」
果たして、ウィリス氏の断言通りに大谷の快進撃は続くのか。“覚醒の兆し”を見せている偉才のバットから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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