ベッツ離脱後に“無双” 1番打者に抜擢された大谷翔平の「凄まじい数字」に米衝撃「オオタニは即座に影響を与えている」

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21号となる先頭打者弾を放った大谷。(C)Getty Images

 目の覚めるような一撃だった。

 現地時間6月20日にドジャースの大谷翔平は、敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回に迎えた第1打席に移籍後初の先頭打者弾となる21号をマーク。これでブレーブスのマルセル・オズーナを抜き、リーグ単独トップとなった。

【動画】センターへ見事な放物線を描く!大谷翔平が21号本塁打を放つシーン





 見事に相手の出鼻をくじいた。相手先発のタイ・ブラックと対峙した大谷はカウント2-1から投じられた真ん中に甘く入った89.1マイル(約143.3キロ)のシンカーを強振。高々と舞い上がった打球はバックスクリーンにある生垣に着弾した。

 直近5戦で4発目と目下絶好調の大谷。開幕時から「不動の1番」だったムーキー・ベッツが6月16日(現地時間)のロイヤルズ戦で左手に死球を受け骨折し、長期離脱を余儀なくされると、打順も2番から1番に固定。ここからギアがまたひとつ上がった感がある。

 1番に入ってからの好調ぶりは何よりも数字が物語る。ベッツ離脱後の4試合で、打率.444(18打数8安打)、2本塁打、7打点、出塁率.524、長打率.944、OPS1.468のハイアベレージを記録。実に半分以上の打席で出塁し、得点に関与する働きを見せているのだ。

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