年間56本塁打&254奪三振ペースの驚異! 大谷翔平のMVPをMLB現役右腕が断言「簡単だ。彼のやってることは正気じゃない」
投打で規格外の力を見せつけた大谷。その活躍ぶりは周囲の度肝を抜いた。(C)Getty Images
凄まじい活躍に全米が沸き返った。
現地時間6月27日に本拠地で行なわれたホワイトソックス戦に大谷翔平は「2番・投手兼指名打者」で先発出場。打っては初回に2試合連続となる豪快な27号ホームランを放つと、7回にも片手で流し打つ技ありの28号をマーク。一方で投げても好投。7回の途中に指の爪が割れるアクシデントに見舞われて降板を余儀なくされたものの、1失点、被安打4、10奪三振で7勝目を挙げた。
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快投を続ける己を自らのバットで援護する。まさしく二刀流の“真価”を発揮する一戦だった。とりわけ圧巻だったのは28号だった。
7回一死無塁の局面で打席に立つと、カウント1-1から相手右腕トゥーキ・トゥーサントが投じたアウトローへ落ちる88.1マイル(約141.7キロ)のスプリットをすくいあげるように捉えると打球は逆方向へ。ほぼ右手一本ながらグンッと押し出した打球はみるみるうちに飛距離を伸ばし、左中間のフェンスを越えた。
投打で違いを生み出した大谷。疲れ知らずの彼が見せつけた異次元さには、世界中のファンやメディアが驚嘆。SNSでは「全くもって信じられない」や「なんてこった」といった賞賛の声が相次いだ。そうしたなかで噴出したのは、今季のリーグMVPを「大谷だ」と断言する意見だった。