大熱戦を制して連敗ストップのエンゼルス 指揮官は殊勲打のベテランに賛辞「彼にとって大きな瞬間だった」

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 試合後、メジャー公式サイト『MLB.com』でもこのゲームをレポートしており、ムスタカスのコメントの他、久しぶりの勝利を得たフィル・ネビン監督の言葉なども綴られている。

「オオタニ、ムスタカスの本塁打でヘイローズの大逆転劇を演出」と銘打たれたトピックでは、ゲーム展開を振り返りながら「エンゼルスの6点差逆転勝利は、2021年8月19日のタイガース戦で8点差を跳ね返して以来」と記している。

 殊勲の3ラン本塁打を放ったムスタカスは試合後「これで今後に弾みがついた。チームの総力戦だった。試合全体を通していろいろなことが起こったが、我々は逆転して勝利をつかむ方法を見つけた。僕たちにはそれができるという証明になったと思う。とても楽しかった」と語ったとしており、安打はこの本塁打のみで、他の打席では3三振を喫していたものの、充実感が伝わるコメントを残していた。

 さらに指揮官も「戦わない、ハードにプレーしない、と言う人がいるなら、私は誰とでも戦う。彼らはそうだ。毎日勝つために準備し、勝つためにプレーする」と連敗ストップの手応えを言葉にし、加えてムスタカスのパフォーマンスにも「彼は3度、三振に倒れていた。しかし、彼は本塁打を打った。彼にとって大きな瞬間だった」と賛辞を贈ったことも紹介されている。

 ようやく連敗を止めたものの、まだまだ苦しい状況が続くエンゼルス。それでも、長く語り継がれるであろう、今回の劇的な勝利が再びチームに活気をもたらすことを期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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