「最高の結末だ」接戦制したエンゼルス、地元メディアは大谷翔平の特大弾&キャリアハイの先発右腕を称賛!
大谷の一発はもちろん、キャニング(左)の好投も光った(C)Getty Images
大谷翔平が所属のエンゼルスは現地時間7月17日(日本時間18日)、本拠地でヤンキースと対戦した。3連戦の初戦となったこのゲームは延長戦の末に4-3でエンゼルスがサヨナラ勝ちを収めた。
「2番・指名打者」で出場した大谷はこの日も貴重な一発を放った。1-3と2点のビハインドで迎えた7回裏、ランナー1人を置いて迎えた3打席目、ヤンキース2人目のマイケル・キングに対し、カウント1-2からの4球目、外寄りのストレートを完ぺきにとらえると打球は3試合連続でのセンターフェンス越えの本塁打となった。
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この同点弾で勝利の可能性が大きく膨らんだエンゼルスは、3-3のまま延長戦にもつれ込むと、10回表のヤンキースの攻撃を凌ぎ切り、その裏、2死2塁から代打のマイケル・ステファニックがレフト線への安打を放ち決着。ワイルドカードを争うライバルを相手との総力戦を制した。
大量点が生まれた前日までのアストロズ戦とは打って変わり、終盤までロースコアで進んだこのゲーム、3安打をマークした「二刀流スター」はこれまで通りの存在感を放った。また、この日の先発マウンドに立ったグリフィン・キャニングも6回の途中まで投げ抜き、ヤンキース打線を2点に抑える好投を繰り広げている。直近2度の登板では敗戦投手となっている右腕が意地をみせ、3連戦初戦での勝利に貢献した。
ゲーム後、エンゼルスの地元メディア『Los Angeles Times』もゲームレポートの中で、勝利の立役者となった選手たちを称えている。
劇的なサヨナラ勝利を伝える同メディアは「エンゼルスは、日曜日からページを進める必要があった」とこの試合の重要性を指摘しながら「エンゼルスにとって最高の結末であり、その中にはショウヘイ・オオタニの特大ホームランと、グリフィン・キャニングの好ピッチングが含まれていた」と綴っている。