「かなりデカい音だった」HRキング独走の大谷翔平、衝撃の3.99秒弾に米識者も愕然「本当に現実離れしている」
低弾道の一発を放った大谷。その打棒は現地でも大きな話題となった。(C)Getty Images
センターへの凄まじい弾道で一発とした。
現地時間7月23日に本拠地で行なわれたパイレーツ戦に大谷翔平(エンゼルス)は、「2番・指名打者」で先発出場。初回に36号ソロホームランをバックスクリーンへと突き刺した。
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1点のビハインドを追っていたなかで、二刀流スターのバットが快音を響かせた。相手先発ミッチ・ケラーと対峙した大谷は、フルカウントと追い込まれた7球目、インローへ投じられた92.2マイル(約148.3キロ)のカットボールをスイング。打球はぐんぐんとセンターに伸び、フェンスを越えた。
何よりも凄まじかったのは、速度112・9マイル(約181・7キロ)で打ち出された打球の勢いだ。滞空時間は今季最も短い3.99秒で、飛距離は410フィート(約125メートル)。角度も4月18日(現地)のヤンキース戦で放った4号2ランと並んで今季では最も低い19度。いかに猛烈なライナーだったかが分かるスタッツが居並んだ。これにはMLB公式サイトのブレント・マグワイア記者も「かなりデカい音だった。たった4秒だけ宙に舞っていた」と驚嘆した。
先発投手として登板を続けながら打者としても欠場はなし。まさに「エースで4番」を体現する偉才ぶりには、現地でも驚くの声が広まった。