「信じられない!」大谷翔平 初完封直後の37号アーチに米球界も騒然
3試合ぶりとなる37号本塁打を放った大谷(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地時間7月27日(日本時間28日)に敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第2試合に「2番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席で3試合ぶりとなる37号本塁打を放った。
大谷から豪快なアーチが飛び出したのは3点リードで迎えた2回二死一塁の場面。マット・マニングの直球を捉えると打球は逆方向に伸びて、左翼席に飛び込む3試合ぶりとなる37号を放った。打球速度107・6マイル(約173キロ)、飛距離383フィート(約117メートル)と15打席ぶりのアーチが逆方向へのアーチとなった。
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何よりも驚愕なのはこの日のダブルヘッダー第1試合で大谷は先発、投手として111球で9回1安打8奪三振の完璧な内容でメジャー初完封、初完投勝利をあげていた。第1試合では打者として5打数無安打に終わっていたが、試合を完全に支配しチームを勝利に導き、第2試合では打棒でチームに貢献、まさに二刀流として縦横無尽に躍動している。
この圧巻の活躍には米球界も高く評価。「MLB・COM」の公式ツイッターでは大谷の37号ホームランを速報するとともに「午後3時26分(東部標準時) 大谷翔平が完封の最終投球」「午後4時45分(東部標準時) 大谷翔平がリーグトップの37本目の本塁打を放つ」「ユニコーン」とつづり、最終投球からわずか1時間19分後にアーチをかけるという、離れ業に舌を巻いた。