敵ベンチで起きた「打てるのはオオタニだけ」騒動が波紋! エ軍識者は「彼の競争心を尊敬している」と擁護
大谷(右)の規格外の一打を目の当たりにしたチャップマン(左)。彼は苛立ち、そして自軍の指揮官を一喝した。(C)Getty Images
「なんで勝負するんだ!」
現地時間7月28日に敵地で行われたブルージェイズ戦。初回に大谷翔平(エンゼルス)が39号となるソロアーチを放った直後、相手ベンチで飛んだ怒声は球界で小さくない話題となった。
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前日に2打席連続アーチを放っていた大谷。まさしく絶好調と言える二刀流戦士に対して、ブルージェイズのバッテリー、そして首脳陣は真っ向勝負を選択。しかし、初球、初スイングでライトスタンドへと楽々と運ばれてしまったのだ。
球場全体が熱狂の坩堝と化したなかで、苛立ちを爆発させたのが、三塁で一発を目の当たりにしたマット・チャップマンだった。ベンチに戻るやいなやジョン・シュナイダー監督のもとへと歩み寄ると、「なんで初回からいきなりオオタニと勝負するんだよ。あのチームで打てるやつは、アイツたった1人だけだぞ!」と主張したのだ。
チャップマンが険しい表情で訴えるシーンは、試合中継を行っていた『Apple TV』で大きくクローズアップされた。そしてSNSを通じて瞬く間に世界へ広まると、小さくない波紋を呼んだ。
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