年間60発も見える異次元さ 大谷翔平の止まらぬ快進撃に米記者たちも愕然「人間じゃない」「MVPでは足りない」

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疲労が蓄積するなかでも、出色のパフォーマンスを披露する大谷。その偉才ぶりに声価が高まり続けている(C)Getty Images

 もはや表現のしようがないほどのパフォーマンスだ。

 現地時間7月28日に敵地で行なわれたブルージェイズ戦で大谷翔平(エンゼルス)は、「2番・指名打者」で先発出場。初回に2試合連続となる39号ソロホームランを放った。

【動画】もう人間じゃない!? 大谷翔平の2試合連続「確信」の39号をチェック





 思わず、守備についていた相手一塁手のブラディミール・ゲレーロJr.が「おいおい、嘘だろ」と言わんばかりに苦笑いを浮かべてしまうほどだった。なにせ、前日に行なわれたタイガースとのダブルヘッダーでは、第1試合で被安打1の完封をし、第2試合で2打席連発と活躍。そして移動を挟んだこの日は、初打席・初球・初スイングでライトスタンドに豪快アーチをエース右腕のケビン・ガウスマンから叩き込んだのである。

 米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者が「もう我々が目にしているものを表現する言葉は尽きた」とツイッターに投稿するほどの圧巻さ。日々繰り広げられる出色のパフォーマンスに対する反響は収まる気配がない。

 米誌『Sports Illustrated』が運営する専門サイト『Fast Ball』のブレイディ・ファーカス記者は「ノット・ヒューマン(人間じゃない)。ショウヘイ・オオタニはアメリカン・リーグで永久不滅の地位へまた迫った」と銘打った記事を掲載し、「タイガースとのダブルヘッダーで、野球史にとんでもない歴史を刻んだ翌日、オオタニは再びとんでもないことをやってくれた」と絶賛。そして8月前に39本以上の本塁打を放った選手が過去50年で、アーロン・ジャッジとケン・グリフィーJr.に次ぐ史上3人目の「大記録である」と紹介した。

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