反響止まぬ規格外のスイング 大谷翔平の満塁弾に米識者が再脚光「このオオタニは完全にどうかしている」
打った直後に顔を曇らせた大谷。この表情からは手への衝撃は相当なものがあったと読み取れるが、二刀流スターは凄まじい打球をスタンドに突き刺した。(C)Getty Images
大谷翔平(エンゼルス)の見せつけた地元ファンの鬱憤を晴らすような打撃は、いまだ小さくない反響を呼んでいる。
いまだ話題となっているのは、現地時間8月18日に本拠地で行なわれたレイズ戦での一発だ。1-1と同点で迎えた2回裏に、2死満塁で打席に立った大谷は球場に詰め掛けたファンや識者の度肝を抜くスイングを見せた。
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相手先発右腕エラスモ・ラミレスと対峙した大谷は、カウント1-0から真ん中高めへ投じられた89.9マイル(約146.6キロ)のカットボールを「ブンッ」と強振。ややバットの根本付近に当たり、鈍く、乾いたような音が響いた。しかし、速度102.1マイル(約164.3キロ)という弾丸ライナーでライト方向へ飛んだ打球は、減速せずに瞬く間にスタンドに突き刺さったのである。
決して楽な球ではなかった。MLB公式サイトに掲載されているチャートを見ても、ラミレスの投げたカットボールはストライクゾーンギリギリのコースを突いていた。それでも大谷はボールをファールにせずに、スタンドまで運んだのである。
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