「もっと積極的に…」フィリーズ番記者が昨オフの大谷翔平”争奪戦”での球団対応に持論「大きなチャンスを逃がした」
ワカイ氏は続けて、「ドジャースに移籍して1年目のシーズン、彼が何をしたかを見てほしい。同じ年に43本塁打と43盗塁を記録した史上初の選手としてMLBの歴史に名を刻んだだけでなく、指名打者だけでMVPを獲得した史上初の選手になる可能性が高い」と主張。
また他にも、「普段は積極的なデーブ・ドンブロウスキーと金遣いの荒いジョン・ミドルトンが、この天才の獲得競争に確実に加わらなかったのは、大きなチャンスを逃したように思える」として、フィリーズ球団社長、さらにオーナーの名前を挙げながら、「彼らが事実上、野球界最高の選手を獲得するレースに参加出来なかったという事実は、少し残念だ」と心情を綴っている。
ワカイ氏はトピックの最後で、「フィラデルフィアはオオタニが3度目のMVPを受賞し、今後フィリーズにとって最大のライバルとなる可能性のあるチームの起爆剤となるのを見守るしかない」と記し、大谷獲得に至らなかった悔しさを滲ませている。ドジャース以外の球団関係者、そして番記者などからも、今後も長年にわたり同様の声が聞こえてくることになるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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