「もっと積極的に…」フィリーズ番記者が昨オフの大谷翔平”争奪戦”での球団対応に持論「大きなチャンスを逃がした」

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前人未踏の領域に踏み込んだ大谷。「50-50」達成に期待がかかる(C)Getty Images

 レギュラーシーズン終盤を迎えたMLBにおいて、驚異的なパフォーマンスをみせているドジャースの大谷翔平。プレーオフ争いを演じるチームの原動力としてリーグトップクラスの打撃を披露し、「50本塁打・50盗塁」という偉業にも挑んでいる。

【動画】二盗!三盗!大谷翔平が「44‐46」を達成するシーン

 昨オフ、10年総額7億ドル(約1015億円)という巨額契約でドジャース入りとなった大谷。まさに、人々を驚かせたその契約内容に相応しい結果を、入団1年目から残していると言えるだろう。

 球界を沸かせ続ける「日本人スター」の現在の活躍ぶりに対し、米国内でも様々な反応が上がっている。米スポーツサイト『Sports Illustrated』でフィリーズの記事を担当するライターの、ブラッド・ワカイ氏が9月1日、同メディアにおいて「フィリーズは、ショウヘイ・オオタニをもっと積極的に獲りに行かなかったことを後悔しているかもしれない」などと見解を示している。

 多くの球団により大谷の「争奪戦」が繰り広げられたとされる昨オフ、フィリーズも獲得を検討していたと振り返るワカイ氏は、「すでにスポーツ界で最も高額な年俸を支払っているフィリーズにとっては、困難な状況だった」と回想。だが、現在のチーム状況については、「トレイ・ターナーとカイル・シュワバーは長期のスランプに陥っており、この打線は強豪からリーグ内の下位チームに負ける存在に変わった」などと指摘しており、さらにピッチングスタッフも不調であるとして、「オオタニならそのすべてを解決できただろう」と見込んでいる。

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