大谷翔平の投手再開は予定より遅れる可能性も!?米メディアが専門家の見解を紹介「慎重になる理由がいくつかあるかもしれない」
その上で、コロンビア大学アービング医療センターのスポーツ医学主任であるクリストファー・アーマド医師の見解を紹介。「スポーツ医学のチーフは、最近のインタビューの中で、UCL断裂とその様々な手術の選択、そして2度目の肘の手術がリハビリのプロセスに及ぼす可能性のある影響について語った」と記しており、「同氏は、多くの場合、2回目の手術は必ずしもリハビリの遅れや減速を意味するわけではないが、リハビリのプロセスが少し変更され、いわゆるもう少し慎重になる理由がいくつかあるかもしれない」と語ったとしている。
2度目の手術であることで、同氏は「予防的な措置」として、「リハビリ中に起こりうる合併症の管理に重点を置く必要もある」と回復過程について言及。加えて同メディアは「アーマド博士の発言から推測すると、投球プログラムを開始するのに必要な期間は4か月半から5か月、マウンドに復帰するための完全なプロセスは14か月近くに及ぶ可能性がある」と見解を示している。
トピックでは他にも、慎重を期すため、リハビリそのものを遅らせるケースもあり得るとも綴られている。今回紹介された内容はあくまでも可能性についての説明ではあるものの、万全となるまで十分に時間をかけて欲しいという想いこそ、大谷の完全復帰を願うファンの総意であることに間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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