迷えるエンゼルスの進むべき方向は？「チームの優先順位をどこにつけるか」トレード話が再燃する大谷翔平をめぐって前指揮官から球団フロントに注文の声
続けて「将来の優先順位をどこにつけるかだと思う。ワールドシリーズを制覇したいのか、それともファンを喜ばせ続けたいのか。その問題に答えてから、前進しなければいけない」とチームの未来を考えた上で前に進む必要があると提言。
あくまで世界一を目指す過程で大谷を放出し、将来有望な選手を獲得するのか、それとも今やメジャー屈指のスター選手ともなった大谷残留をとにかく優先させるのか。チームの設計図を真剣に考えるときがきたと説く。
一般的にポストシーズン進出の可能性が残るチームは市場で買い手に回り、シーズン後半へ向けて補強を固めていく。一方で争いから脱落したチームでは市場で売り手となり、来季のチーム編成を見据えていくことになる。その意味でマドン前監督はエンゼルスが売り手市場に回ることについては「まだだ」と明確に否定した。大谷同様に、このチームでできることはまだ残されているという見方を示すことも忘れなかった。
チームはここにきて３連敗、主力に故障者も続出と苦しい戦いを強いられている。大谷のパフォーマンス、また去就にこれまで以上に注目が集まる日々が続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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