貯金も尽き、大谷翔平のトレードが「現実的に」!? エンゼルスの“悲惨な現状”に米専門サイトが嘆き「逆境で崩壊した」
怪我人が相次ぎ、大谷を除いて頼りになる存在が少ないエンゼルス。そんな苦しい台所事情を贔屓メディアも嘆く。(C)Getty Images
オールスター前にエンゼルスは正念場を迎えている。
現地7月7日に敵地で行なわれたドジャース戦で4対11と大敗。直近10試合で8敗目を喫した。これでシーズン成績が45勝45敗となり、貯金はついにゼロとなった。
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直近の3カードは、ダイヤモンドバックス、パドレス、ドジャースといずれも難敵。マイク・トラウトやアンソニー・レンドーンら主力の故障者が絶えないチーム編成を考えても、負けが込むのは致し方ない面はある。それでも好調だった春先から“激変”ぶりは、やはりいただけない。地元ファンやメディアからは嘆きの声も噴出する事態となっている。
日々エンゼルスのありとあらゆる情報を発信している米専門サイト『Halo Hangout』は「このチームは多くの才能に恵まれているが、あまりに多くの試合で早々に投げ捨て、怪我人が相次ぐという逆境にあった途端に崩壊した」と嘆き、「この状況を好転させる方法を見いだせればいいが、彼らはそれを信じさせるものを一切見せていない」と糾弾した。
さらに「ここまで過酷な道を行くとなると、ショウヘイ・オオタニを抱えるジレンマが生じてくる」と指摘する同サイトは、ポストシーズン進出の可能性が薄れていくなかで、今シーズン終了後にFA(フリーエージェント)となる大谷翔平との残留交渉も「終わりを告げる可能性が高い」と分析。そのうえで、次のように論じている。