大谷翔平のトレードは不可能? エンゼルス指揮官が訴えた“規格外の影響力”「全世界の野球界にとってどれだけ意味があるか」
「ショウヘイのようなスーパースターが我々にとって、そしてMLBにとって、全世界の野球界にとってどれだけの意味があるか。そんな彼が今日のようなプレーを魅せる事が、見る人たちにとってどれだけの影響を与えることか。そして何よりも私が最も知っておいてほしいのは、チーム内に与える影響も絶大だということだ」
それだけの影響力があるからこそ、大谷の「価値」は半端ではない。当然、現地8月1日の期限を前に、さまざまな噂が立っているトレードにおいても交渉は難解なものになる。
では、大谷のトレードにはどれだけの見返りが必要を得るべきなのか。かつてカブスやレッドソックスで活躍したライアン・デンプスター氏は、MLB公式ネットワーク『MLB Network』の番組「Intentional Talk」で、次のように論じた。
「まず、私は彼のような選手をトレードに出すのは好ましくないと考えている。契約更新のチャンスすらも逃すからね。そしてトレードで何を取り戻せると言うんだ。オオタニと比べたら何があるっていうのか。少なくともメジャーリーグで実績のある選手が5、6人は必要だ。もしくは相手チームのエース級のピッチャーとクリーンナップを務めているバッターを手に入れてやっと御の字だろう。冷静に考えてそんなトレードは無理だと思うけどね」
球界全体に凄まじい影響力をもたらしている大谷。そんな稀代の天才をトレードさせるのは容易ではない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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