幕を閉じたMLBトレード市場 残留の大谷翔平を米メディアが「勝者」と評価「優勝すれば最高、オフにはFAも」
その上で、同メディアは最後まで話題となり続けながら移籍することがなかった大谷を「勝者」として扱っており、「シーズン終了までエンゼルスに残留できただけでなく、アナハイムはルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペス、ランダル・グリチャック、C.J.クロンといった助っ人を獲得した」と指摘。ポストシーズン争いを望む大谷に、球団からの強い後押しがみられた点も評価している。
さらに「オオタニにとってはWin-Winだ。エンゼルスが優勝すれば最高であり、オフシーズンにはフリーエージェントで入札を受けることもできる」と今季終了後のFA動向にも言及しながら、今夏の残留が成功だったと主張した。
また記事では他に、ジャスティン・バーランダー、マックス・シャーザーを放出し話題となったメッツも「勝者」として称えており、ヤンキースには「特に目立った動きがなかった」として「敗者」と評価した。
7月中旬には藤浪晋太郎のオリオールズへの移籍が発表されるなど、さまざまな動きをみせてきた今夏のトレード市場。ここからは、プレーオフ争いや来季を見据えた戦いなど、各球団、選手が繰り広げるグラウンドでの戦いに、さらに視線が集まることとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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