投げられない大谷翔平のFA価値は半減するか? 米名物記者たちが“NO”と語る理由
そして、以前から大谷を「莫大な価値がある」と評してきたニューヨークの日刊紙『New York Post』の名物記者であるジョン・ヘイマン氏も、自身のコラム内で「彼の怪我は歴史的な契約を妨げるものではない」と論じた。
「現時点のショウヘイ・オオタニならば、打者だけでも十分に史上最大のFA契約を手にできる。彼の契約は、たとえ投げることができなくても、アレックス・ロドリゲスがレンジャーズと締結した2億5200万ドルの2倍、そう、5億ドル以上から始まるはずだ」
さらに「最大の疑問は21世紀のベーブ・ルースと誰が契約するかだ」と語るヘイマン氏は、ドジャースを移籍先の最有力候補として挙げ、次のように続けている。
「仮に2024年に投げることができなくても、オオタニは本年のメジャーリーグにおいて16部門でトップに君臨する最高のバッターであり、史上最高のFA選手だ。25年までに投手として復帰する可能性の高さを考えても、彼が市場にセンセーションを巻き起こす存在であることに変わりはない。あのアーロン・ジャッジでさえ、ジャイアンツかパドレスから4億ドル以上の契約を結んだ可能性があったことを忘れるべきではない。5億ドル以上の契約は簡単に手に入る」
怪我をしてもなお、「史上最高」と評される大谷。彼の異能ぶりはやはり次元が違う。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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