大谷翔平は「復活できる」 ドジャース入りを推す米識者が語ったFAでの価値「25年になったら再評価すればいい」
「唯一無二」と称される偉才は“一刀流”になろうとも
では、マクカイン氏の推すドジャースは大谷にふさわしいのか。ずばりこう論じている。
「ドジャースは忍耐強い組織だ。この球速革命の時代にあって、彼らは100マイル以上を投げる投手ならトミー・ジョン手術は起こりえるものだと理解している。そしてオオタニは2回目を受ける可能性がある。しかし、ドジャースは復活できると確信しているはずだ。
ドジャースの人間なら彼にこう言うだろう。『トミー・ジョン手術？ それはメジャーリーグで起こることだ』とね。だから、私は今回の件がFA契約に大きな打撃に与えるとは思えない。最初の1年は打撃で実力を発揮し、25年になったら再評価をすればいいんだ」
最後に「ドジャースは絶対に彼に向けて全力でアピールを続けると思う。今回の怪我がオオタニとの契約を妨げるものにはならない」と指摘。そして、「ある情報筋によれば、チームは大谷を本当に狙っていると言っている。彼らはフィジカルやリハビリ、コーチングや投手育成に関して先進的なチームだ。復帰を急ぐプレッシャーもあまりないことを考えてもオオタニにとって最高の環境だ」と強くアピールした。
いったい大谷はどの球団と、どのような契約を結ぶのか。「唯一無二」と称される偉才の動向は、たとえ“一刀流”になろうとも興味深いものに変わりはない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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