「ほぼ全てをやり遂げた」大谷翔平投げなくても超一流 打撃での存在誇示にNY紙も愕然「本当に唯一無二の存在だ」
打って、そして走ってと存在感を存分に示した大谷。その躍動にメッツの地元メディアも沸き立った。(C)Getty Images
大谷翔平（エンゼルス）は、打者としての異能ぶりを存分に示した。
現地8月26日に敵地で行われたメッツ戦に大谷は「2番・指名打者」で先発出場。二塁打と三塁打、さらには2盗塁を決めるなど、獅子奮迅の活躍を披露。3打数2安打2四球（1申告敬遠）2盗塁と目に見える結果を残し、エンゼルスの勝利（5-3）に貢献した。
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ニューヨーカーたちの度肝を抜く活躍ぶりだった。
初回の第1打席では、ライトポール際に特大のファウルボールを放ち、ビールメーカーの電光広告ボードの一部を破損させると、直後の一球を捉えて二塁打を記録。続く3番ブランドン・ドゥルーリーのレフト前ヒットの間に悠々と帰還した。
さらに2回に今季8本目の三塁打を放って追加点を演出した大谷は、4回の第3打席には四球で出塁。すると、直後に二盗、すかさず三盗と好走塁を披露。盗塁数を19に伸ばしてポテンシャルの高さを知らしめた。
本塁打こそなかった。それでも過去26年間でMLB史上10人目となる1試合で二塁打、三塁打、2盗塁、四球を成功させ、“らしさ”は全開だった。
打撃には影響がないとされてはいるが、大谷は右肘の側副靭帯損傷を抱えている。それでもチームを勝利に導いた。米データ専門会社『Codify』が「どうかしている」と公式X（旧ツイッター）で称えた常人離れした活躍には、敵地の地元紙も愕然とするばかりだ。
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