苦境が続く大谷翔平、米メディアは「二刀流」継続に期待「野球を変え続ける才能と資質を持っている」
大谷は状態が良ければ明日の試合で復帰する可能性があるという(C)Getty Images
右わき腹の張りを抱えるエンゼルスの大谷翔平は、現地時間9月8日(日本時間9日)のガーディアンズ戦も出場せず、これで5試合連続での欠場となった。
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先月23日のレッズ戦で先発登板時に右肘の靭帯損傷が判明して以降、打者での出場を続けてきた大谷。現在も試合出場への意欲が高いと報じられているものの、フィル・ネビン監督の判断により、わき腹の状態が万全になるまで回復に努めるという。
今回の肘の故障、さらに、わき腹の痛みに見舞われ、大谷の「リアル二刀流」という驚異的なプレースタイルの過酷さが改めてフォーカスされることに。また、今後の継続の可能性も議論の対象となり得るだろう。
その中で、米国内では、引き続き大谷の投・打両方での活躍を望む声も聞こえている。米スポーツメディア『SBNATION』では、現地時間7日(同8日)に配信した大谷の特集記事の中で「エンゼルスのスター選手は、野球選手に対する私たちの考え方を書き換えた」と主張している。
同メディアは、同じく投・打で実績を残したベーブルースの「二刀流」がキャリア序盤までだったことなどを振り返りながら、大谷について「ビデオゲームでも実現できなかったファンタジーが、2023年になり、ショウヘイ・オオタニは不可能を現実にするために最善を尽くしている」とこれまでのパフォーマンスを評した。