エ軍時代とは異なる問題 大谷翔平の移籍に米記者が示した“懸念材料”とは?「ロサンゼルスでは意のままにできた」
一方でパッサン氏はメッツ入りへの懸念事項も示している。
「最大の問題はオオタニ本人がニューヨークでの生活を望むかどうかだ。ロサンゼルスとはライフスタイルが全く違ってくるからね。エンゼルスならメディアからも守られ、言ってしまえば、なんでも意のままにできた。だから、その部分は交渉においても重要な項目になるはずだ。彼は二刀流を自由にさせてくれて、それに伴うありとあらゆる問題から受け入れてくれる球団を探すはずだ」
ファンやメディアが辛辣なニューヨークの環境については、往年のレジェンドも危惧している。現地10月21に地元大衆紙『New York Post』のインタビューに応じた元ヤンキースのデレク・ジーター氏は「正直に言って分からない。彼なら大丈夫だと思うが、ご存知の通り、ニューヨークは他とは違う」と強調。ロサンゼルスと比較してプライベートがない点などを問題視していた。
普通の大物とは異なる挑戦を続ける大谷。だからこそ、新天地の選定には時間が必要となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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