「二刀流の日々は残り少ない」大谷翔平の投球プログラム中断が米国内で物議 投手復帰を危ぶむ声も「それなしでもMVPだ」
とはいえ、同氏は偉才の価値を最大限に評価しており、「それでも十分だ。彼はそれなしでもMVPにふさわしい。でも、もし数年前のように投球できるようになったら、どれほど偉大な選手になるだろう?」とも述べている。
また、『Athlon Sports』はこれらのコメントを掲載し、「ESPNはオオタニの“二刀流”としてのキャリアが終わりに近づいているのではないかと指摘している」と綴るとともに、「ESPNが今後の投手キャリアを疑問視する一方で、ドジャースは決してその可能性を排除している訳ではない」と主張する。だが同メディアは、「復帰への希望は持ち続けているものの、明確なタイムテーブルがない以上、オオタニが打者専念へ移行する可能性も無視できなくなってきている」との見解も示している。
順調と思われた投手復帰への道のりが一転、大谷の野球人生における、大幅な方向転換の必要性さえも囁かれる事態となってきている。いずれにせよ当面の間、ファンは昨年に引き続き、大谷の打者としての活躍に声援を送ることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「同じ領域にはいない」大谷翔平よりも“全盛期のボンズ”の方が上 元MLB名捕手がまさかの比較論「何を摂取したかは気にしない」
【関連記事】「過去7年で最低の勝率を記録するだろう」巨大戦力のドジャースに“穴” MLB公式が見解「可能性は否定できない」
【関連記事】投手・大谷翔平による使用頻度の低い“秘密兵器” 「自在に投げ込めるならリーグは終わり」ド軍メディアが分析






