注目される“ありえない”打撃三冠王の可能性 大谷翔平の現状を伝説OBが熱弁「投手じゃなきゃ獲れた」
しかし、そこに迫っているだけで選手としては十分に凄まじいと言える。それはメジャーの酸いも甘いも知る識者も感じ取っている。現地8月9日にMLB公式ネットワーク番組『MLB Network』に出演したダン・プリーサック氏は「彼はピッチャーでもあるんだ」と指摘。三冠王を獲る可能性について「私は彼がピッチャーじゃなければ、獲れていたと思う」と断言している。
「8月、9月を迎えようというときに疲労がないわけがない。そしてチームにはマイク・トラウトがいない。ビシェットが打つ前後には多くの良いバッターが揃っている。一方で今のオオタニは孤島にいるような感じだ」
そのうえでプリーサック氏は、「心身ともに疲れがたまり、敬遠でまともな打席を与えられない状況でヒットを積み重ねている。そのうえで彼はピッチングもしているんだ。本当に難しいことをやっている」と主張。他の誰もやっていない挑戦を続ける二刀流スターを称えた。
大谷は投手による打撃三冠王にどこまで迫れるか。打者として覚醒を遂げた感がある男への興味は尽きない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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