“既成概念”を覆した大谷翔平 ド軍との歴史的な後払いが示す創造性を米法律家が絶賛「一見すると間抜けに見える」
そもそもメッシは、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルからの年俸6億ユーロ(約900億円)のメガオファーを受けていた。しかし、インテル・マイアミは、球団の株価の一部を提供するとともに、MLSの放映権を持つApple社と、本人と長くパートナーシップを結んできたスポーツメーカーの『Adidas』社に出資を依頼。世界を驚かせた契約を実現させていた。
こうした多角的なアプローチに言及したルエダ氏は、「オオタニの契約も単純な金銭だけでなく、より魅力的な要素がたくさん詰まっている」と指摘。ドジャースの持つ創造性を称えた。
「ドジャースのように、あれだけの契約を実行するだけのリソースと創造力があるチームが、そうしたオファーをやらない理由はないと思う。メッシやオオタニの契約はまさにその好例だ。彼らの契約は既成概念にとらわれない考え方の柔軟性も物語っている」
世界的なトレンドとなった大谷のエポックメーキング契約。その反響は、スポーツビジネスの在り方をも変えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】“消極的だった”ドジャースが異例の受諾 大谷翔平の超巨額契約にトレード拒否権が付帯された理由とは?
【関連記事】大谷翔平のポルシェ提供に「ドジャースの他の妻は腹を立てる」? 仰天行動の反響に米紙が切り込む「オオタニは義務をこなす」
【関連記事】大谷翔平に17番をあげたベテラン右腕が告白 「譲るつもりはなかった」背番号変更を決意した理由とは?