「何はともあれ嬉しい悩みだ」大谷翔平、ベッツ、フリーマンのMVP打線に米メディアが期待感「起用法を見つけなければならない」
大谷のコンディションは良好。強力打線の軸として奮闘してくれそうだ(C)Getty Images
昨季のア・リーグMVPでホームランキングの大谷翔平が加わるドジャース打線が話題となっている。これまでチームの得点源となってきたムッキー・ベッツ、フレディ・フリーマンを揃えるラインナップに、大谷の名が並ぶことになり、言うまでもなく「MVPトリオ」を擁する打線は相手バッテリーにとって大きな驚異に他ならない。
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そして、強打者3人がどのような打順で打席に立つのかなどに、すでに想像を働かせているファンやメディアの声が聞こえてきている。ドジャースの情報を発信する『FanNation Inside The Dodgers』が現地時間2月14日、大谷、ベッツ、フリーマンの打順を論じるトピックを配信した。
その中で同メディアは「デーブ・ロバーツ監督は『右・左・右・左』など、左右のバランスを保つ打線を組む傾向にある」など指揮官の起用法に言及。
さらに、ベッツとフリーマンの両選手を「間違いなく球界最高の打線上位コンビを形成した」と評しており、「両者はMVP投票でそれぞれ2位と3位に入り、合わせて209打点を記録した」と昨季の実績を記している。
またこれまで、ベッツはリードオフマンとして、フリーマンは3番打者を、それぞれ最も多く担い高い成績を残してきたと説明。その上で「今回、ドジャースはその組み合わせに二刀流のスーパースターでアメリカンリーグMVPに2度輝いたショウヘイ・オオタニを加えた。オオタニはキャリアの中で、2番打者として1.013という驚異的なOPSを記録した」と指摘。加えて、「ベッツとフリーマンのダイナミックなコンビを崩すことはあまりできないが、オオタニはそれができる選手だ」などと見解を示している。