大谷翔平が「腰に違和感」で途中交代…心配される怪我の状態は?マドン監督が言及「深刻ではないだろう」
投打ともに本調子ではなかった大谷。初回に腰に違和感を覚え「だましだまし投げていた」のだという。(C)Getty Images
二刀流スターの腰の状態が心配だ。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は現地時間5月26日(日本時間27日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたトロント・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」のリアル二刀流で先発出場したが、腰の違和感から8回に代打を送られて交代となった。
【動画】「三振はそこそこ取りましたが…」腰に違和感を覚えながらも10奪三振!地元放送局による大谷翔平のインタビューの様子
この試合では投手として10奪三振を奪うも、6回93球、被安打6、1四球、5失点で負け投手に。打っては、2打数無安打1打点1四球と快音は聞かれず、チームも3−6で敗北した。
大谷は試合後に地元放送局『Bally Sports West』のインタビューに応じ、「初回のスライダーを投げた時」に腰に違和感を覚えたと告白。さらに「三振はそこそこ取りましたが、だましだまし投げていた感じ」と、この日の投球を振り返った。
違和感を覚えるなかで93球を投げた大谷の状態は心配されるが、これに対してエンゼルスのジョー・マドン監督は「8回の代打での交代は、腰に違和感があったからだ。深刻な怪我ではないだろうが、次戦以降についてはオオタニからの連絡を待つ」と述べており、大事には至っていないという。エンゼルス番記者のジェフ・フレッチャー氏も、「彼が試合から降りるほど深刻なことではなかった」と見解を出している。
この日の大谷は、柳賢振との日韓対決や、昨季本塁打王のタイトルを争ったヴラジミール・ゲレーロJr.とのライバル対決が注目されていた。それだけに、本調子でなかったのは悔いが残るだろう。本人が「明日になってみないと、どうなのかなという感じ」と語った腰の状態が、早い段階で回復することを祈るばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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