エンゼルス・大谷 パーフェクトピッチング!自身最多タイ12Kで今季初勝利の裏に「勝負球復活」
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エンゼルス・大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)、敵地で行われたアストロズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場。今季3度目の先発出場で自己最多タイとなる12奪三振と「パーフェクトピッチング」を披露した。
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この日は初回に相手先発が崩れた。猛攻で一気に6点を奪うと満を持して臨んだマウンドで大谷は躍動した。
初回先頭のペーニャをスライダー、続くブラントリーを直球で空振り三振に仕留めると波に乗る。6回1死まで一人も走者を出さないパーフェクトピッチング。特に3回、4回は2イニング連続で6者連続三振を奪うなど圧巻の投球術でアストロズ打線を翻弄した。中でもこの日キレを示したのは、決め球、スプリットだった。これまでの試合では制球に苦しむ場面もあったが、この日は12Kの内、5つの三振をスプリットで奪った。直球と同じ振りで、ホームベース上に絶妙に落ちるスプリットにメジャー屈指の強打者軍団もお手上げの表情を見せた。
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