大谷翔平が104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成!イチロー超え118号&通算1000奪三振で偉業を演出!
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日本が誇るスーパースターが、ついにやってのけた。
エンゼルスの大谷翔平は現地8月9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流で出場し、6回4安打無失点5奪三振の好投で今季10勝目を挙げた。今日はエンゼルス打線が機能し、ウォードの3ランなどで5-1。大谷も今季25号本塁打を放って自らを援護した。
【動画】スライダーを完璧に捉えて右翼スタンドへ!偉業に自ら花を添えた”イチロー超え”の118号アーチをチェック
この勝利で1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打を達成。7月22日のブレーブス戦、同28日のレンジャーズ戦、8月3日のアスレチックス戦と3連敗を喫していたが、4度目の挑戦でついに野球の神様に肩を並べた。さらに、大谷はこの試合で日米通算1000奪三振を挙げつつ、打者としてはイチロー氏を抜くMLB通算118号アーチも放ち、偉業に自ら花を添えた。
投打に気迫がみなぎっていた。
初回は1死から2番ロレアノにヒットを許すも、続く3番マーフィーをスライダーで併殺打に打ち取る。3回のピンチでは、左足に打球を当ててヒヤリとさせたが、落ち着いて処理して無失点を続けた。そして5回、2死1塁からロレアノを遊ゴロに打ち取り、勝利投手の権利を獲得。6回を三者凡退に抑えてマウンドを下りた。
打者としては、1回の第1打席は四球で歩き、3回の第2打席は一塁ゴロ。1点リードで迎えた5回の第3打席で二塁への内野安打を記録すると、迎えた7回の第4打席だ。アスレチックス2番手のセルマンが投じたスライダーを完璧に捉え、ライトスタンドへ美しいアーチをかけた。
まさに唯一無二の存在感を放ち、偉業を達成した大谷。稀代のスーパースターの活躍は、今後も世界を驚かせ続けるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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