大谷翔平、4勝目ならずも足で魅せた“三刀流”の活躍に米賛辞!「先発投手で、ヒッターで、ベーススティーラー」

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6回1失点と試合を作った大谷。100号本塁打は出なかったが、今シーズン5盗塁目を決めた。(C)Getty Images


 現地時間5月9日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、ホームで行われたタンパベイ・レイズ戦に「3番・投手兼DH」の二刀流でスタメン出場。第1打席はファーストゴロ、第2打席は内野安打、第3打席はショートゴロ、第4打席は空振り三振と、4打数1安打に終わった。投手としては6回を投げ、球数92球、2四球、5奪三振、1失点、被安打2という成績。試合は延長戦の末に2-4でレイズに敗れている。

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 前々日にはグランドスラムを含む2打席連続のホームランを放ち、前日の試合でもフェンス直撃の2塁打を放つなど調子を上げてきた大谷。メジャー通算100本塁打まであと1本まで迫り、記録達成に期待がよせられた。

 そんな中で迎えたこの試合で大谷は、第2打席に足でも魅せた。一塁への高く弾むゴロをファーストがはじいている間に、自慢の快足を飛ばして内野安打を記録。さらに、今シーズン5つ目の盗塁を決めてチャンスを拡大した。先発投手がヒットを放ち、盗塁までするという惚れ惚れする活躍に、『FOX SPORTS』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニ。先発投手で、ヒッターで、ベーススティーラー」と動画とともに賛辞を送った。

 しかし、その後の大谷は、勝ち越しのチャンスで打席が回ってくるも、空振り三振に倒れるなど、球場に訪れたエンゼルスファンからのMVPコールに答えることはできず。メジャー通算100本塁打も次戦以降に持ち越しとなり、この試合を終えた段階で、打率.258、21打点、6本塁打、5盗塁という成績となっている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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