「出場にゴーサインが出た」大谷翔平のWBC出場容認に南米メディアが反応!「オオタニの希望が叶う」
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世界一を目指す舞台でも「SHOWTIME」がみられそうだ。
来年3月、日本やアメリカなどを舞台に第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)が開催される。初代、そして第2回大会で優勝している日本代表は栗山英樹監督の元、来月の強化試合などを経て、3度目の頂点へと挑むこととなる。
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これまで、大会毎に話題となったのは、各出場国の「温度差」だった。アメリカはシーズン開幕前での開催だったこともあり、MLB球団の主力選手は出場へ積極的な姿勢をみせなかった。また、日本も3回大会以降、MLB所属選手の大会参加はごく僅かとなっている。世界一決定戦と呼ぶにはネームバリューが乏しかったことは否めない。
しかし、今大会は様相が一変し、まさに世界のスターが集う大会となることが予想されている。特にアメリカ代表には錚々たる面々が名乗りを上げており、エンゼルスのマイク・トラウト、フィリーズのブライス・ハーパー、カージナルスのポール・ゴールドシュミットといった、歴代のMVPやタイトルホルダーたちの出場が決定。現段階で、連覇への意気込みが強く伝わってくる陣容だ。
そして、日本代表からも「二刀流スター」大谷翔平の出場の可能性が高いことを、海外メディアが報じている。南米ベネズエラの放送局『Meridiano』では公式ホームページ上において「MLBスターが希望の場所でのプレーが叶う」と銘打った記事を配信。そのなかで、大谷のWBC参加について言及している。
同メディアは「レギュラーシーズン終了前、日本人には来年のワールド・ベースボール・クラシックでのオオタニの出場にゴーサインが出された」と記しており、今月7日にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが大谷の大会参加を容認した点を強調した。
さらに「オオタニの出場は日本代表にとって、そして大会主催者にとっても大きな追い風となるはずだ」として、大谷出場への見込みを述べた。
また記事の中では他にも「オオタニは二刀流として、投手で勝利数、防御率などでチーム最高の成績を残し、打者でも95打点を記録しチームをリードした」と、今季の成績を記している。
これまで以上に、MLBからの大物選手が名を連ねることとなる来年3月のWBC。その中の一人として、大谷翔平の初出場に、世界中からの期待が高まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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