MVP前哨戦で大谷敗れるも逆転ある! [選手間投票]=[記者投票]ではない

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(C)Getty Images

 米大リーグ選手会は4日(日本時間5日)、選手間投票による両リーグを通じた今季MVP(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)を発表。エンゼルス大谷翔平の2年連続受賞はならず、ヤンキースのジャッジが選ばれた。

 大谷は投手で15勝、打者では34本塁打を放つなど、投打の「ダブル規定」到達を果たしたが、ア・リーグ記録を61年ぶりに更新する62本塁打を放ち、打点王との2冠に輝いたジャッジに軍配が上がった。

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 これまで両選手マッチレースのMVP論争がヒートアップ。米メディアがジャッジ優位を報じていた通り、大谷が「落選」する形になった。

 選手間投票は、約2週間後の18日に発表される全米野球記者協会の「記者投票によるリーグ最優秀選手」の前哨戦とも位置付けられている。大リーグの表彰は数多いが、いわゆる「MVP」と呼ばれるのは記者投票のことで、重きを置かれているとされる。

 選手間投票のMVPと、記者投票のMVPの相関関係を過去10年探ってみた。

【選手間投票MVP→所属リーグでの記者投票MVP】
(★=W受賞選手)

2021年★大谷翔平(エンゼルス)→同

2020年★フリーマン(ブレーブス)→同

2019年★トラウト(エンゼルス)→同

2018年 マルティネス(レッドソックス)→ベッツ(レッドソックス)

2017年★アルトゥーベ(アストロズ)→同

2016年 アルトゥーベ(アストロズ)→トラウト(エンゼルス)

2015年★ドナルドソン(ブルージェイズ)→同

2014年★カーショー(ドジャース)→同

2013年★カブレラ(タイガース)→同

2012年★カブレラ(タイガース)→同

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