「憧れるのはやめましょう」大谷翔平 魂の声だし 世界一つかめるか【侍ジャパン】
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侍ジャパンの公式ツイッターは22日、米国との決勝に臨む前のチームの円陣の様子を投稿した。
大一番で声出しを担当したのは大谷翔平だった。栗山英樹監督に指名され、笑顔で選手たちにこう語りかけた。
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「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないんで。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、いこう!」
大会を通じて、投打にわたって活躍、様々な選手にアドバイスを送るなどチームをけん引してきた。すべては世界一をつかむためだった。
この魂がこもったスピーチにナインも真剣な面持ちで聞き入った。チームの盛り上げ役を務めた牧秀悟は思わずガッツポーズも飛び出し、最高潮のムードで試合に突入。試合は2回に村上宗隆の本塁打、4回にも岡本和真の本塁打が飛び出すなど、4回終了時で米国を3-1とリードしている。14年ぶりの栄冠に輝くか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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