「非現実的だ!」大谷翔平、12奪三振&タイムリー三塁打の「二刀流」に現地メディアも脱帽

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この試合も二刀流・大谷が鮮烈な活躍を見せた。(C)Getty Images

 現地時間7月13日(日本時間14日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、敵地エンゼル・スタジアムで行われたヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手兼DH」の二刀流で出場。打者としては、空振り三振、ライト線への3ベースヒット、四球、レフト前ヒット、空振り三振と4打数2安打2打点。投手としても、6回105球を投げて12奪三振1失点の快投を見せ、今季9勝目を挙げた。

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 7月のエンゼルスここまで10戦で1勝9敗と、大谷の登板以外で勝つことができていないどん底の状態。大谷は今季すでに4度、連敗中のチームを救う活躍を果たしている。そんな連敗ストッパーが、この日もチームの救世主となるべく先発した。

 初回に、1番アルトゥーベに四球を与え、盗塁で2塁まで進塁されてピンチを迎えた大谷だったが、2、3番を連続三振、4番を内野ゴロに抑える完璧な投球で切り抜ける上々の立ち上がりを見せた。

 そしてエンゼルスは2回に1、3塁のチャンスでスクイズを決めて先制。さらに2死1、2塁のチャンスで大谷を迎えるチャンスが続く。ここで球界のスターは、カウント1-1から内角高めに来た95マイルの直球を振りぬくと、打球はライト線へ抜ける2点タイムリー3ベースヒットに。またもや自らのバットで自身のピッチングを助けた大谷に、球場に訪れたファンも大興奮の盛り上がりを見せた。

 この日も異次元の活躍を見せた二刀流に、現地メディアも反応している。『MLB.com』のエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー氏が「先発投手のショウヘイ・オオタニがライト線に2点タイムリースリーベースヒットを放ち、2回で3-0とした」と速報すれば、米カリフォルニア州地元局の『Bally Sports West』の公式ツイッターは、「これは非現実的だ…オオタニは全てやってしまう!!」と称賛。

 さらに100マイルを超える直球を連発し、強打のアストロズ打線を抑える大谷に、米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏は「ショウヘイ・オオタニは野球界でベストプレイヤーですか?」とツイートすると、現地ファンからは「当たり前だ」「フィールドの内外でも最高だ!」と称賛の声で溢れ返った。

 大谷は、その後も100マイルを超える直球を中心に、アストロズ打線から毎回の12奪三振を奪う好投を披露し、6回105球を投げ1失点。エンゼルスを7-1の勝利に導き、またもやチームの連敗を止めて見せた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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